
なんといっても圧倒されるのが、一つひとつのコマの中にきっちりと書き込まれた絵。
背景も人物も細部まで描かれていて、上から下までじっくり見ながら進むので、時間がかかってしょうがない。
猫型のレコードプレーヤーやら、見たこともないようなおもしろい形の楽器やら、象と一体化している人やら・・・架空の事物にもいちいち感心してしまいました。
それに、服の平面的コラージュ風の表現が、なんだかGONZOアニメの「岩窟王」を思い出させます。
絵柄は話が進むにつれて、しだいに筆タッチになったり、抽象的な感じにもなったりし、
異なる画風がいい効果を出しています。
それぞれの人物のセリフ使いにも配慮されているのが楽しいです。
話の内容は・・・えーっと割愛(笑)
シュールなのです。いつものように。
ユマノの編集者が、当時無名のド・クレシーのこの作品を見て、
「ウワオ!!誰にも似てない独自のスタイルのBD作家!!」
とビックリ仰天したとか。

