どうも寒いなあと思っていたら、案の定、降って来ました。
しかも大量にです。
木々の葉が落ちきっていないというのに、お山は真っ白になってしまいました。
Nさんは大はしゃぎ。
写真ボケまくってますが、真ん中にいる、
白いようで微妙に白くない物体がNさんです。

しかも大量にです。
木々の葉が落ちきっていないというのに、お山は真っ白になってしまいました。
Nさんは大はしゃぎ。
写真ボケまくってますが、真ん中にいる、
白いようで微妙に白くない物体がNさんです。


碁の達人である中国人の主人公と、日本人青年将校の話が交互に、そして同時に展開する。
最初は別々に展開してく二人の物語が、そのうち碁を通して出会い、碁を通して通じあって行く。
読んでるうちに、「あ、そうか!この話自体が碁のように交互に進んでいるんだ」と気がつく。
作者のShan Saは小さい時から詩作で賞などを取っており、天安門事件を期にフランスに渡る。その後、バルテュスの秘書として働き、その時期に節子夫人を通して日本文化に触れたらしい。
文章自体はとても読みやすく、それぞれの風景のイメージが鮮明に頭に浮かんでくるような気させられる。そして、主人公の女の子と日本人将校が持つ性格の「激しさ」が胸にチクチクとささる感じがする。
中国には行ったことないけれど、読んでるとき頭に浮かんだ風景のイメージは、チャン・イーモウの映画などで見た中国。
(満州って実際はどんな感じだったんだろう?)
主人公の女の子のイメージは、なぜか「コルト・マルテーズ:皇帝の財宝を狙え」の<上海リー>。
日本語の翻訳タイトルは「碁を打つ女」シャン・サ(山颯)

スイスの出版社Atrabilから出ているBD。
いろんなところで推薦されていた作品だったので、読んでみた。
19歳の夏、フレッドは友達どうしのパーティーの席でカティに出会い、なんとなく引かれる。
数年後、友人宅と同じ建物内に住むカティに再開。チャンス到来と思いきや、カティは建物内の他の男性と結婚してしまう。
しばらくして、フレッドは、新年パーティーの席で一人ポツンとしているカティを見かける。今度こそちゃんと話しかけるチャンスをつかんだフレッドは、彼女が現在離婚して独りであることを知る。
この時を機に二人は急速に接近。
何回かデートを重ね、ある晩二人は、フレッドの自宅で夕食を食べる。楽しく会話をしながらおいしくご飯を食べ、テーブルにはある種の親密な空気が流れ始める。そして、カティはフレッドにある重大な告白をする。
簡単に言えば、カティとフレッドが一緒に暮らしはじめる、
ごくごく普通のラブストーリー。
ただ一つ、カティとその息子がHIV感染者であるということを除けば・・・
この話は、HIV感染者を取り巻くの社会的誤解を訴える話でもなければ、
感傷的で悲劇的な話でもない。
病気を抱えた親子と一緒に暮らす。
彼らを愛する。
彼らとの日常生活の中で発見すること、考えたことを綴る。
前向きに生きていく。
それだけの話。とてもシンプルなコンセプト。
でも、ページをめくっているいるうちに、実はとてもシンプルなことが一番大切なことなんだとヒシヒシと感じてしまう。なんだか胸がぎゅっと締め付けられて、涙がこぼれてきた。
あるとき、ベッドでフレッドのコンドームが破れてしまう。
すぐさま医者にアポを取り、心配で一晩眠れぬ夜を過ごすカティとフレッド。
翌日、ネガティブの検査結果を得てホッとする二人に、お医者さんは笑いながら言う。
「エイズに感染する確率は、この診療所を出た時に、ばったり白サイに出くわすくらいのもんです。」
比喩の意味を正確に把握しようと、二人はびっくりしたような表情で一瞬考える。
その時、二人の後ろには、同じようにびっくりしたような表情の白サイがたたずんでいる。
以来、フレッドの背後にはときどき音もなく白サイの幻影が現われ、スッと消える時がある。
ありふれた日常生活の風景にはあまりしっくりこない白サイの姿。でも、そんな白サイのいる情景を生活の一部として受け入れていこうとするフレッド。
愛です。
著者のFrederik Peetersのサイトはココ。真ん中の棚の下(Historiettes)をクリックすると、彼の絵の一部を見ることができます。
「痛々しいラヴ
」 魚喃 キリコ
本屋さんに並んでいる「Blue」という青い本が気になっていた。
Nananan Kirikoという不思議な名前も気になっていた。
で、妹に話した。
そしたら「痛々しいラヴ」という黄色い本を送ってくれた。
すらっと伸びる線で描かれた絵と
すっきりしてて大胆な構図が好き。
なんだかもう遠い昔のような気がするけど、
私も20代前半にはこういう痛さを感じたりしてたなと思った。
本屋さんに並んでいる「Blue」という青い本が気になっていた。
Nananan Kirikoという不思議な名前も気になっていた。
で、妹に話した。
そしたら「痛々しいラヴ」という黄色い本を送ってくれた。
すらっと伸びる線で描かれた絵と
すっきりしてて大胆な構図が好き。
なんだかもう遠い昔のような気がするけど、
私も20代前半にはこういう痛さを感じたりしてたなと思った。
7月に行ったばかりですが、また行ってきてしまいました。
コペンハーゲン!
この前はマルメ観光もしましたが、
今回はコペンハーゲンとその周辺に焦点をしぼって観光してきました。
しかし、物価高っ!
Eと2人で旅行してるとなんでも二倍だから、出るわ出るわ。
必要最低限しか使ってなかったのに・・・
友達に泊めてもらったからまだよかったものの、
これホテルに泊まって外食してたら身が持たんねえ、
とEさんと共にしみじみする。
(コペンハーゲンに住んでる人の平均収入ってどれくらいなんだろう??)
今回は、自分でも感心するくらいよく歩き、真面目に観光しました。
寒空の下、1週間みっちり観光したら3キロやせました。
観光地として思いのほか良かったのは、
ハムレットの舞台になったクロンボー城。
城の窓からは、どんよりと重く垂れ込める雲と灰色の海が見え、
海から冷たい強風がヒューヒューとうなり声をあげて吹きつける、
"To be, or not to be"という問題が自然に頭に浮かぶ、悲劇的ないいムードの城でした。
わずかな光を頼りに進む真っ暗な地下室も、おどろおどろしい感じで良かった。

<クロンボー城>
あと、おもしろかった場所は、ヒッピーの自治体クリスチアナ。
ここでは、フランス語を少し話す、奇妙な恰好をしたおじいさんに出会う。というか付きまとわれた。
このおじいさん、流暢な英語でクリスチアナの隣にある救世主教会の塔に関する話をしてくれる。
「この塔を建てた建築家は、塔を作った後イタリアに行ったんだね。ところが、ローマでボロミーニの建てた聖堂を見て、螺旋の方向を反対に作るべきだったとショックを受ける。で、イタリアから戻った後、自分の作った塔にのぼり、そこから飛び降り自殺したんだとよ。ワハハハハ。」
みたいな話でした。
しつこく食い下がられるとイヤなので、ハハハ・・・と適当に笑いながら逃げたけど、この話ホントかな?

<救世主教会の塔>
本当は、デザイン関係の美術館などをまわれると良かったんだけど、
ストロイエにあるデザイン家具屋さんで、展示してある椅子に座りまくったからまあいいや、今回は。
ああいつか、うっとりするような座り心地の、美しい椅子を買いたい!

<ルイジアナ美術館で気に入った作品をパチリ。でもアーティストの名前メモるの忘れた。ガクッ。>
コペンハーゲン!
この前はマルメ観光もしましたが、
今回はコペンハーゲンとその周辺に焦点をしぼって観光してきました。
しかし、物価高っ!
Eと2人で旅行してるとなんでも二倍だから、出るわ出るわ。
必要最低限しか使ってなかったのに・・・
友達に泊めてもらったからまだよかったものの、
これホテルに泊まって外食してたら身が持たんねえ、
とEさんと共にしみじみする。
(コペンハーゲンに住んでる人の平均収入ってどれくらいなんだろう??)
今回は、自分でも感心するくらいよく歩き、真面目に観光しました。
寒空の下、1週間みっちり観光したら3キロやせました。
観光地として思いのほか良かったのは、
ハムレットの舞台になったクロンボー城。
城の窓からは、どんよりと重く垂れ込める雲と灰色の海が見え、
海から冷たい強風がヒューヒューとうなり声をあげて吹きつける、
"To be, or not to be"という問題が自然に頭に浮かぶ、悲劇的ないいムードの城でした。
わずかな光を頼りに進む真っ暗な地下室も、おどろおどろしい感じで良かった。

<クロンボー城>
あと、おもしろかった場所は、ヒッピーの自治体クリスチアナ。
ここでは、フランス語を少し話す、奇妙な恰好をしたおじいさんに出会う。というか付きまとわれた。
このおじいさん、流暢な英語でクリスチアナの隣にある救世主教会の塔に関する話をしてくれる。
「この塔を建てた建築家は、塔を作った後イタリアに行ったんだね。ところが、ローマでボロミーニの建てた聖堂を見て、螺旋の方向を反対に作るべきだったとショックを受ける。で、イタリアから戻った後、自分の作った塔にのぼり、そこから飛び降り自殺したんだとよ。ワハハハハ。」
みたいな話でした。
しつこく食い下がられるとイヤなので、ハハハ・・・と適当に笑いながら逃げたけど、この話ホントかな?

<救世主教会の塔>
本当は、デザイン関係の美術館などをまわれると良かったんだけど、
ストロイエにあるデザイン家具屋さんで、展示してある椅子に座りまくったからまあいいや、今回は。
ああいつか、うっとりするような座り心地の、美しい椅子を買いたい!

<ルイジアナ美術館で気に入った作品をパチリ。でもアーティストの名前メモるの忘れた。ガクッ。>

ポール・オースターの「シティ・オブ・グラス」コミック版を読んだ。
ポール・カラシク&デヴィッド・マズッケリ& アート・スピーゲルマンによるコミック版は、迷宮のようなのにきちんと構築されている原作の雰囲気をよく抽出していると思う。
特に依頼主スティルマンが話すシーンでは、呪文を聞きながらどこかに落ちてゆくような感覚に襲われてしまう。
アート・スピーゲルマンの序文によると、オースター自身が、スピーゲルマンに「自分の小説のどれかをコミックにしてみないか」と持ちかけたことが事の始まり。
スピーゲルマンは、「Batman Year One」で前衛的な画風を展開したデヴィッド・マズッケリに、ひとつこの仕事やってみないかと打診する。
ところが、小説のエッセンスが今ひとつ引き出しきれないというマズッケリの言葉を受け、スピーゲルマンは、かつての優秀な教え子ポール・カラシクに話をもちかける。
カラシクは、「1987年当時(偶然にもオースターとスピーゲルマンが初めて出会った年)、教え子にオースター氏の息子ダニエルがいて、それに触発されて、すでに自分のクロッキー帳にシティ・オブ・グラスの試作をいくつか書き付けていたんだ」と、快く引き受ける。
オースターさん→スピーゲルマンさん→マズッケリさん→カラシクさん→ダニエル君→オースターさんと、偶然と必然がぐるりと一回りする、オースター的エピソード。
コミックの中では、本物のポール・オースターさんとして"本物のポール・オースター"が奥さんと息子さんと一緒に登場しています。
知的で謎めいていて、シンプルかつ力強く的確なマズッケリの絵のファンになってしました。
今度「Batman Year One」も読んでみよう。
あとアート・スピーゲルマンの作品も読んでみよう。

前からずっと観たいと思っていた、ローマン・コッポラの「CQ」を観た。
DVDのカバーを見た時点でかなりクラクラッときましたが、映画を観て完全にフラフラに。
だって、出てくる車とか、室内インテリアとか、登場人物のファッションとか、すごくポップでキッチュでオシャレでスタイリッシュ!だし、主演女優のアンジェラ・リンドヴァルがきれいな上に、主人公のポール君(ジェレミー・デイヴィス)の弱気ぶりもいい感じ。
それに、映画内で撮られるB級スパイ映画「ドラゴンフライ」は笑える上にステキ。「革命」というあの時代を反映するキーワードも、この映画の中ではセンスのいい小道具としてパロディ化されている感じ。
気持ちよく観れる、個人的にはかなりポイントの高い映画だった。

