
ジム・ジャームッシュの新作「Broken Flowers」を観に行きました。
ジム・ジャームッシュは最も好きな監督の一人ですが、実際に映画館で観たのは「ナイト・オン・ザ・プラネット」以来です。
あの時は、満員の日比谷シャンテシネで、友達と階段通路にすわって観たんだったなぁ、なつかしい。
土曜の夜ということもあり、今回も、近所の小さな映画館には比較的たくさんの人が入っていました。シャンテシネの時も感じたのだけれど、ジャームッシュ映画のユーモアは、館内をふしぎな居心地のよさで包んでくれるような気がします。みんなが思い思いにくつろいで、自然にクスっと笑ったり、ワハハと声を出して笑ったりする。
そんなリラックスした雰囲気を久しぶりに堪能して来ました。
さて、映画のほうですが、
ビル・マーレイがユーモラスかつアイロニカルな特有のいい味を出していました。個人的に印象に残ったのは、最後にカメラがぐるっと回る時の哀愁と困惑に満ちた表情、ニンジンを食べる時の表情、それと、隣人や旅の若者との会話シーンかな。
女優陣も、それぞれが個性的な存在感を存分にアピールしていました。(シャロン・ストーンがきれいでビックラこいた)
ジャームッシュ節ともいえる、オフビートな「間」の取り方も健在でした。
"Broken Flowers" Jim Jarmusch 2005

